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壱弐参横丁インタビュー 
以下の文章、インタビューは、昨年の10月~12月に作成されたものです。
なかなか、きちんとした形でブログにアップできずにいましたが、
震災後の仙台で、この状況だからこそ、このインタビューを、今ここでちゃんとしようと思いました。
仙台に淺井裕介さんが来て、こんなことがあったよ、
仙台にこんな所があるんだよと、記しておきたいと思いました。
そして、それをお伝えすることで、
仙台が元気になったら、この場所に、このお店に行ってみようかな、
淺井さんの絵を、散歩でもしながら、探して見てみようかな、と思ってくれる人がいるかもしれない、
そんな気持ちで、取り組みました。
ふらりと散歩ができるって、なんて幸せなことなんだろう。

宮城県の、日本の、世界の、どこかで、
読んでいただいて、少しでも届くものがあれば、うれしいです。



☆はじめに☆

「せんだいマチナカアート」で、マスキングプラント制作ボランティアをしました、
アカベエこと阿部夏恵です。
淺井裕介さんが、マスキングプラントを生やしたお店の方に、お話をうかがってきました。

私が、今回のボランティアをする前に、
※「ジカンノハナ展」を企画した仙台在住のキュレーター、田多知子さんからお話をうかがったことが、
淺井さんを知るきっかけとなりました。

 ※「ジカンノハナ展 - Time Blossoms -」
   2009年11月6日~11月28日、横浜の黄金町で開催された、淺井裕介、狩野哲郎の二人展。
   その展示の模様はこちらのブログで!→ ジカンノハナブログ http://d.hatena.ne.jp/jikannohana/


その後、田多さんのから、淺井さんとお話させていただく機会をいただいたり、
個展を見にいったりして、その作品とお人柄にひきこまれていきました。
それもあって、今回の「せんだいマチナカアート」で、
作品の制作のお手伝いができるのをとても楽しみにしていました。

実際に、制作のお手伝いをしたり、
トークやワークショップに参加したり、
イベント本番では来場者の方と関わることで、
様々なことに気づかされました。
それから、単純に描くことの楽しさを思いださせてもらいました。
自分では気づくことができなかったような力や感覚をひきだされるような、貴重な体験でした。
それは自分だけに限らず、淺井さんの作品づくりに一緒に参加していた人たちにとっても、
特別な時間が流れていたような気がしました。

淺井さんの作品の魅力は、もちろん描かれた絵そのものにあるとは思いますが、
制作のお手伝いやワークショップに参加することで、淺井さんご自身に関わること、
淺井さんが絵を描く姿を目の当たりにして、絵が現れていく過程から伝わってくる感覚を味わうことにも、
また魅力を感じました。
そして、その絵が消えてしまうことにも。
それは、そこにいる人にしか感じられないものだと思いました。

私たちボランティアは、マスキングプラントを生やすお手伝いをしましたが、
お店の方たちにとっては、自分が仕事している空間に、淺井さんからマスキングプラントを生されるという体験でした。
どういう印象があったのか、それもまた、それぞれのお店の方にしか感じられないものだと思いました。
そして、それぞれのお店の方に、直接、お話を聞いてみたいと思いました。

お店の方にお話をうかがってみたところ、まず淺井さんがどんな絵を描くのだろうと思っていたこと、
それから、淺井さんが描くスピードの速さに驚かれていたこと、それはみなさんに共通していたようでした。
あとは、それぞれのお店の方の感じ方があり、
いろいろなエピソードや言葉を聞くことができて、
それをまず私自身が楽しませていただきました。
今回のインタビューを通して、さらにおもしろい体験をさせていただいたと思います。

そして、インタビューを通して、思ったことがもうひとつあります。
それは、それぞれのお店に歴史があり(これから歴史がつくられていくお店もあります)、
ある日、絵描きさんがふらっとやってきて、お店の壁に絵を描いていった、
そしてその絵が消えたり残ったりしたことが、その歴史の中に刻まれたのではないかと思い、
その証みたいのものとして、記録したいという気持ちにもなりました。
そして、それぞれのお店の方に宛てた手紙を書くような気持ちで、まとめていきました。
インタビュアーの力量不足で、拙いインタビューで申し訳なく思いますが、
少しでも、読んでいただいた方に、そこから何か感じ取っていただけるものがあれば、幸いです。

営業中にもかかわらず、ご協力してくださったお店の方々と、
インタビューの件でお世話になりました田多知子さん、田澤紘子さん(たくさんの写真も提供していただきました)、
ブログの管理者である福田末度加さん、
貴重な体験をする機会を与えてくださった淺井裕介さんと、
その時間を共有できたボランティアの方々、
今回のイベントを企画してくださった仙台市文化事業団に感謝いたします。



☆One deux boo (ワンドゥブー) 星智要子さん☆

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 One deux booさんは、子供服のお店。
こちらのお店に、淺井さんがマスキングプラントを生やしに来た日、ちょうどお子さんたちの写真撮影会が行われていました。
マスキングプラントと一緒に写真を撮ったのは、二人の姉妹、ひなたちゃんとここちゃん。
私がマスキングプラントのベタ塗りのお手伝いをしているときに、ひなたちゃんが塗りたい!と言ってくれて、
一緒に塗ってもらったりして、かなり興味を持ってくれた様子でした。
そんな、ひなたちゃんから淺井さんにお手紙が!淺井さんからもすかさず、ひなたちゃんにテープ鳥の小鳥のプレゼントが!(ひなたちゃんはなんと、私にも手紙をくれたのです!)
後日、二人が野中神社に来てくれて一緒にテープ鳥をつくったり、お店のスタッフの方も鳥をつくりに来てくれました。
お店の方たちが神社のほうにまで来てくれて、淺井さんも喜んでいたと後から聞きました。
そんな交流が生まれたのも、店長の星さんが、今回のイベントと淺井さんを大歓迎してくれたおかげです。


●マスキングプラントの制作過程の印象、淺井さんの印象、マスキングプラントがあることでどんな反応があったのか、マスキングプラントが残ったことについてなど、おうかがいしました。

「淺井くんは、あんなに細いのにパワーがあるというか、内側から出ているものが素敵だなと思いました。
あとは、左利きなのに、すごく器用にすいすいと描く姿に、結構ぐっときました(笑)。
私は左利きの人がすごく気になるんです。
左利きで器用だとちょっともう目を見張るものがあるというか(笑)

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あとは、素敵な考え方の子だなと思いました。
淺井くんの場合は、みんなの手を借りて、自分の作品に人の手が入ることで、
自分だけではできないことができたり、作品がひろがるみたいなことを言っていたので、
そういう考えもあるんだなと思いましたね。
あまりないですよね、アーティストの作品にボランティアが手を加えたりすることって。
今までにない感じでしたね。ちょっとめずらしいタイプというか。

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絵の印象は、近くで見たら、マスキングテープに線を描いたり、色を塗っただけのものなのに、
遠くから見たときと、近くから見たときの、その印象の違いをすごく感じましたね。
うちの店には、ありがたいことに、いろいろなところに描いていただいて。
でも、あの大作(二階のディスプレイのところ)がなくなっちゃってねぇ(笑)
消えるのが含めてのアートだからしょうがないのかなと。

儚いというか。

でも、印象には残っています。

絵を残していただいたところもあったので、ありがたいと思いました。

今は、スタッフの間では、普通になじんでますけど、お子さんは気づいたりしますよ、
トイレとかも(写真をご覧ください!)。

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お子さんは、お店にお買い物に来たら、トイレにも結構行くので(笑)
トイレには今までなにもなかったんですけど、カラフルな鳥が飛んでいるし、見たらやっぱり、わー!ってなりますね。
いただいたテープ鳥は、お子さんが描いたような鳥を中心に選んでみました。

2日間のイベントでしたけど、興味がありそうな子には電話したりして、声をかけたんですけど、
鳥をつくれたのは、ひなたちゃんとここちゃんくらいだったかな。
ほんとは、イベントがもっと長い期間だったら良かったんですけどね。
もうちょっと盛り上げたかったなと思いました。
神社では、ひなたちゃんたちと一緒に、私もテープ鳥をつくりましたよ!楽しかったですね。

そこで思ったことがあって、うちは子供服のお店だから、普段子供をよく見ているんですけど、
もし、うちのお店に来るぐらいの小さいお子さんだったら、
いろんな人の手が加わるよりも、自分で全部やり遂げたほうが楽しいのかなって、ちょっとだけ思いました。
それで、自分のつくった鳥を、自分で好きなところに飛ばしたら、
「私の鳥」があそこに飛んでいる!みたいに思ったりして、
より思い出に残るんじゃないのかなあと思ったんですよね。
他のお子さんは時はどうしたのかわからないですけど。
大人だったらいいかもしれないですけど、途中で描くのを変わったりしても。
でも、いろんな性格の人がいるから、全部自分でやりたいとか、
せっかくここまでやったのにっていう人もいるだろうし、また逆のパターンもあるだろうし。
人によって違うと思うから、別に何が正解というわけではないですけどね。
みんなの手が加わることによって、またそれも楽しいから。
それはそれでありだと思いますけど、小さい子はそういうほうがいいのかもしれないと、
自分でも体験してみて、その時は思いました。

-東二番丁幼稚園の子供たちが、お店に鳥を飛ばしに来たそうですね。その時はいかがでしたか?-

飛ばしに来た鳥を見て、子供にはかなわないと思いましたよ。
真似しようと思っても描けないですよね(笑)子供たちも楽しそうでしたよ。
ひなたちゃんも、後日お店に来たときも、また鳥をつくりたいって言うぐらいでしたから(写真をご覧ください!)。」

○ひなちゃんが描いたテープ鳥
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○本文には触れていませんが、インタビューをした日、撮影会の写真が展示されていました。
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●淺井さんへのメッセージ
「今回のイベントのことで、淺井くんのことをはじめて知りましたが、今回のお話を聞いたときにいいなと思って、お店もどんどん使ってほしいなと思いました。大ファンになりました。作品も淺井くんも。不思議な魅力がありますよね。もっといろんな作品を見てみたいなと思いました。全国的に勢力的に活動していらっしゃるということなので。これからも楽しみです。」

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 「これいいな~、描いてある絵が全部違うんだよ!」と淺井さんがしばらく手にしていたお洋服がありました。
それは、ここちゃんが着ているマントと同じ柄のロンパースでした。
写真撮影会では、絵の雰囲気とお洋服が合っているから一緒に撮りたいという理由で、
マスキングプラントをバックに、ひなたちゃんとここちゃんの写真を撮ることになったと聞きました。
どことなく、淺井さんが描く絵の雰囲気に通じるようなお洋服たちもお店に並んでいます。
お店になじんでいるマスキングプラントはもちろんのこと、ぜひ、たくさんのテープ鳥にも会いに行ってみてください!



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One deux boo 仙台店
 ・営業時間: 10:30~20:00
 ・定休日: 無休
 ・TEL: 022-264-8077
◆ブーフーウー、東北唯一の直営SHOP◆
WEB SITE: http://www.boofoowoo.com/



☆三好ロフト 大沼和夫さん☆

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 三好ロフトさんは、コーヒーと定食のお店です。そして、ココアのおいしいお店です。
訪問した日、ご主人は常連のお客様と、映画「タクシードライバー」のロバート・デ・ニーロについてお話されていたのが印象に残っています。
それから、音楽の話に移り、スピーカーの話…とお話は尽きなそうでしたが、
ちょうどココアを飲み終えたタイミングで、今回のインタビューのお話を切り出してみました。
気さくにインタビューに応じていただき、それから、ご主人の趣味のこと、お店のこと、ご家族のことなど、いろいろとお話してくださいました。あっという間に、閉店の時間も過ぎてしまい、お話も途中になってしまったのですが、人間味あふれるご主人、まだまだ引き出しがありそうな、奥深い方でした。


●マスキングプラントの制作過程の印象、淺井さんの印象、マスキングプラントがあることでどんな反応があったのか、マスキングプラントが消えてしまったことについてなど、おうかがいしました。

「制作はスピーディでしたね。準備しているのもあるからかな。
後から飛ばしに来た鳥の色の組み合わせがちょっと落ち着かない感じだったね(笑)
その鳥はあってもいいけど、色の組み合わせのバランスをみたほうが良かったね。
そういうのには無関心じゃないから、高校生の頃、美術部だったので。
写真も趣味で撮っているけど、よく絵画的だって言われる。
写真は、カメラもフィルムも高いものは使わない。道具より感性だと思っているから。

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淺井さんの作品は、道具が2,3個でできるからいいね。エコ的で今の時代に合っている。
淺井さんの印象は、丸いよね。芸術家にしては、思いやり、気配り、人間味がある。

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ご家庭があるからかな。ご家族の写真も見せてもらったよ。
そういう人だから、作品にもやさしさや思いやりを感じるのかな。
泥絵の写真も見せてもらったけど、歌舞伎の舞台の背景にどうかなんて話もしたね。
うちの奥さんにイケメンだよなって話をしたら、一度、淺井さんをちらっと見て「?」って感じだったけど、
次に淺井さんに会って話をしてきたら、イケメンだわーと(笑)。

才能のある人だと思うけど、ちゃんと人間味もあって、その時(制作している時)だけでなく、
通りで会っても通り過ぎるような人ではないね。
作品が消えることについては、残さないから、思い出になるんじゃないかな。」

●淺井さんへのメッセージ
「今後のご活躍を期待しております。」

 三好ロフトは、もともとは、「コーヒーロフト」というカウンターだけの喫茶店と、
「三好」(味よし、盛りよし、安くてよし!)という和食のお店が、10年前から一緒になり、
現在のコーヒーと定食のお店になったのだそうです。
コーヒーがまずくなったと言われないように、味を落とさないように気を使っているそうです。
「コーヒーに限らず、こだわりがあるって言われるんだけど、こだわりがあることで、進化、進歩できるし、いろんなものが見えてくる。それがなかったら、はい、これで終わりって完結しちゃうと思っている。情熱が大事。何でも情熱から出発する、情熱がスタートになるんじゃない?あなたのこれも情熱でしょう?」と、
コーヒーまで淹れてくださって、励ましてくださいました。


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三好ロフト
 ・営業時間: 12:00~21:00
 ・定休日: 日曜・祝日(営業している場合もあります)
 ・TEL: 022-267-1808



☆tapiwa 遠藤広子さん☆

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 tapiwaさんはエスニックレディースウェアのお店。
「tapiwa」とはショナ族の言葉で「贈り物」という意味だそうです。
まさに、今回のイベントでは、鹿の絵のプレゼントが!
絵が残っているそれぞれのお店では、そのお店の方の近くに絵が残っていて、
まるで、寄り添って生きているかのように見えます。
「もう愛着わいてきますよね。つくるところも見ていたのもあって。」と、
淺井さんの描いた鹿の絵を、親しみをこめて「しかちゃん」と呼ぶ遠藤さんに、お話をうかがいました。


●マスキングプラントの制作過程の印象、淺井さんの印象、マスキングプラントがあることでどんな反応があったのか、マスキングプラントが残ったことについてなど、おうかがいしました。

「ただの白い壁だったんですけど、なんかこう、命を吹き込まれる感はありましたね。

特にうちのお店に、絵の雰囲気が合っているというのもあると思うんですけどね。
描いている姿には、力強さを感じましたね。
何も言わず、短時間で、ささっと描いていましたけど、圧倒されるものはありましたね。
淺井さんの印象は、見た感じと話した感じはちょっとギャップがあって、お話するとすごくほんわかした方ですよね。
そのギャップが不思議な感じでしたね。

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あと、喫茶店のおじさん(三好ロフトのマスター)の話をしたこと(笑)それがすごく印象に残っています。
「おじさんとしゃべったりしますか?」
「いや話したことないですね。」
「あのおじさん、趣味をたくさんもっていておもしろいんですよ」なんて話を聞いた、
そのおじさんの印象のほうが強かった(笑)
描いているときは、すごく一生懸命に描いているから、
あんまり話しかけられないなという感じがあったんですけど、
終わった途端にその話をされたから、力が抜けたというか(笑)

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今回は、店内には絵が残してもらえたけど、外はないんですよね。
私は日曜日と月曜日が、仕事が休みだったので、ちょうどイベント2日目とその次の日はいなかったんですよ。
だからはがしたのも全然知らなくて、朝シャッターを上げたときに、あ、ない!って。
そのときはさみしかったですね。
でも、店内には残してくれたんだ、良かったって思いましたけどね(笑)
お客様の反応は、あれ、この絵、あったっけ?なんて言われることはあるんですけど、
でも、もう、なじみすぎていて。かわいいですよね、しかちゃん。」


●淺井さんへのメッセージ
「今回は、壱弐参横丁とかサンモールの規模でしたけど、今度は、駅降りたら…とか、街全体にあったら楽しいですよね、きっと。次はもっとエリアを広げて、県とか、日本とか(笑)」

 「色鮮やかな糸で埋めつくされた刺繍のスカート 繊細な一本の糸から編み上げられるレースのブラウス 糸を紡いで織を織る メキシコの小さな町で アジアの山あいの村々で アフリカの遊牧民のテントの中で 今も母から娘へと引き継がれている手仕事 そんな手仕事にあこがれて小さな店を開きました」(お店のカードより)
壱弐参横丁にお店を構えられて、二年目のtapiwaさん。サンモール一番町商店街のアーケードの脇道を入ったところにある、アフリーク・ソレイユの姉妹店です。店内に入ると、お洋服や、アクセサリー、バッグなどの、たくさんのきれいな色が目に飛び込んできます。ぜひ「しかちゃん」にも会いにいってみてください!


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tapiwa - 手仕事のある服
 ・営業時間: 11:00~20:00
 ・定休日: 無休
 ・TEL&FAX: 022-263-9355



☆TRAFFIC LEATHER WORKS 永田健太郎さん☆

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 壱弐参横丁でお店を構えて2年半くらいというTRAFFIC LEATHER WORKSさん。
お店に並ぶ革製品は、ひとつひとつ、店主の永田さんが手作りしています。
壱弐参横丁でお店を構えるきっかけは、横丁の雰囲気が好きだからという理由の他に、
「あんまり人の多いところだと、会話ができないかなと思って。お店に来た人と話もできないで、ただの売り買いって言ったらへんですけど、そうなってしまうかなと。ここには、人生相談とかしに来る人もいますよ。悩んでいる人もたまに来たりしますし。コーヒー二つ持ってくる人とか。話す気まんまんじゃないですかって(笑)」と、永田さんは、お店に来た方との会話を大事にできる場所だからという想いもあるようです。淺井さんとは、どんな会話があったのでしょうか?


●マスキングプラントの制作過程の印象、淺井さんの印象、マスキングプラントがあるとでどんな反応があったのか、マスキングプラントが残ったことについてなど、おうかがいしました。

「まず、何ができるのかな?と思っていました。
マスキングテープで絵を描くというのは、事前に説明があったんですけど、実際、何をするんだろう?という感じでした。
淺井さんのことは存じ上げていなかったので。

ここで実際の制作を見てみて、マスキングテープで絵を描くという発想に衝撃を受けましたね。

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これをやりはじめたというか、やったことがすごいですね。
この発想を生んだというか。
一番始めにやるということがすごいと思うんですよね、なんでもそうですけど。
その後はもっと大変かもしれないですけど。文化をつくることになるわけじゃないですか。
一から生むというのはすごいことだと思うんですよ。

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僕はすごく共感しますね。僕も一からつくるほうなんで。
でも、僕の場合は形が限られてくるので、あとはどう自分風にアレンジするとかってなるけど、
これに関しては本当の無からつくりだすことだと思うので。
壁に描くのは誰にでも思いつくことですけど、マスキングテープに描くというところがすごい。
生みの親って言ったらへんかもしれないですけど、そういうことじゃないですか。
一から生むというのはすごく大変なことなんですよね。
それを消すのがあの人のスタンスなのかもしれないですけど。

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だから、なんで絵を残してほしかったかという理由は、一から生むというのはすごいエネルギーを使うと思うので、
それを消してしまうのは、僕はちょっともったいないなと思ったので、
淺井さんが残してもいいなら、残してもらいたいなと思って、せっかくだし、残せないもんですかねって話したんです。
淺井さんがそこでやっぱり消すっていうんだったら、それならそれで、僕が決めることじゃないですけど。

あとは、淺井さんの作品が好きな人もいると思うので、
そういう人がお店に来て、まだあるんだね、みたいなことにもなったらいいかなと。
それと、僕のまわりにデザインの仕事をしている人もいるので、そういう人たちにもいい刺激になればという部分もあります。

淺井さんの印象はいい意味で変わりもんだなって思いました。
ぽわっとしてんだけど、なんかちょっとずれているというか。ちょっと感性が違うのかなと感じました。
なんでマスキングテープで絵を描きだしたんですか?という感じで話を聞いたりしました。
好きなことやって、好きなことでやっていこうっていう、そこに共感しましたね。
僕もそうですし、たぶん苦しかった時期も、たぶん今もあると思うんですけど、
そういう部分ではがんばってほしいというのがありますね。

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この絵を見て、元気でやっているかな?って思ったりしますよ。
ここで制作している姿を思い出して。
もともと、何もない空間だったので、ここに絵があると、落ち着きますね。」

●淺井さんへのメッセージ
「いけるとこまでいってくれればいいな。あきらめず。死ぬまでにもう一回くらい会えたらいいな(笑)一度会ってしまえば、友達っていうわけじゃないけど、また会うときに「あ」って言えるかなって。」

 「出会えたことが、一番良かったこと。」永田さんのインタビューの中で、一番印象に残った言葉です。
インタビューの録音を止めてから、
「すごいで終わらないで、そう感じた人が、それを自分のエネルギーにもっていけるかどうか、
自分もやるぞという気持ちになれるかどうかが大事なんじゃないか」というような、
ふっと出てきた言葉にも共感しました。
すべて手作りをしているからこそ、モノで勝負したいという気持ちが、
実は店名に込められているというお話もうかがったのですが、
せっかくなので、そのお話はお店で、永田さんとの会話でどうぞ。
淺井さんのオオカミは、永田さんの後ろにひっそりと、元気にしています。


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TRAFFIC LEATHER WORKS
 ・営業時間: 11:00~19:00
 ・定休日: 不定期
 ・TEL&FAX: 022-214-7731
◆商品のご紹介や革製品への想いはこちらで◆
WEB SITE: http://traffic-leather-works.com/



☆豆や 木下眞由美さん☆

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 壱弐参横丁でお店を構えられて二年くらいの豆やさん。こがね焼き(大判焼き)のお店です。
こちらでお店を出すきっかけをおたずねしたところ、
「そりゃ、もちろん横丁だからですよ!もう横丁は絶滅危惧種だから!
残そうと思っていても、どうしたって期限というのは必ずあって、壊れるものだから。
建て替えてあげますと言って、建て替えても、つむいだものは戻らないので。
布なら布で使いこなした風合いというのは、もう一回新しいものを織ってあげますといっても、二度と戻らないみたいにね。
古さ加減、汚さ加減、ごちゃごちゃといろんな人がいる感じの横丁が好きだったので、
自分が大判焼き屋をやるなら、絶対、横丁でやりたかった。
どの横丁でも構わなかったんですけど、横丁で、この大判焼きという、
ずっと庶民とともに流れてきたようなお商売をやりたかったんです。」
と、木下さんの横丁に対する想いは強く、それはお話をうかがいながら、すごく伝わってきました。


●マスキングプラントの制作過程の印象、淺井さんの印象、マスキングプラントがあることでどんな反応があったのか、マスキングプラントが消えてしまったことについてなど、おうかがいしました。

「今回は、せんだいマチナカアートという、あくまでも地域のイベントに協力するということで、参加させていだきました。
淺井さんの制作を見て、アートというのもいろんな分野があるのだなと思いました。
今回、店の空間をお貸しするということで、店の外側に貼っていただきましたので、
豆やという看板もあるし、雑然としないように、描くところはずっと見ておりました。

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-ブログでは、淺井さんがサインを入れたというエピソードがありましたが-

誰が描いたかわからないから、だからサインは?と申し上げて書いていただきました。

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通る人は私が描いたと思うかもしれないじゃないですか(笑)
サインの話をしたのは、制作の最中だったのですが、後から著者紹介などのパネルが来たので、
なくても良かったかなと思いましたけど(笑)

-淺井さんにはサインを入れたのは始めてのことだったみたいで、そういうことが起こったりするのもまた、
いろいろなところに絵を描く楽しさなのかなと思いました-

そういうことなんでしょう、街中に制作するというのは。
出会う人とか、ボランティアとか、いろんな人に、彼自身が「非日常」を贈るというのが、
制作することのほかに楽しいことなんじゃないですかね。
絵については、その場その場での瞬間的なインスピレーションで、描かかれていたみたいですけど、
私の立場からすると、あくまでも横丁のイベントとして考えてお引き受けしたものですから、
個々のお店というよりも、横丁という広いエリアの中での計画性を考えて、
統一されたテーマがあって制作されても良かったんじゃないかと思いました。

例えば、お店からお店へ、ずっと絵がつながっていて、たどっていくと、
出口のほうに根っこか種があったんだという話でもいいわけだし。
瞬間的なインスピレーションで、描くことに意味があることなんでしょうけど、
横丁全体としての統一感に欠けていたかと。

-豆やさんのお店は、木の壁に植物が生えていたのが、またおもしろかったですね-

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そこが自然の素材の良さで、木がもつ力ですから(笑)何を貼っても映えるんですよ。
雰囲気が出るというか、味わいが出るよね。」

●淺井さんへのメッセージ
「磨いてください、ですね。」

 「“豆や”という名前は単純に小さいお店という意味。“こがね焼き”は方言なんじゃないでしょうかね。
こがね焼き、回転焼き、太鼓焼き、今川焼き、大判焼き…様々な呼び方があるみたいで、
長町とこっちで呼び方が違うとか、原町に行くとこがね焼きだとかって、お客様からそういう話を聞いたりします。」

昔は子どもたちがいるところには、どこにでもあったという大判焼きのお店。
現在、仙台では、大判焼き屋として営業しているのは、豆やさんだけなのだそうです。
毎日具が違う「はてな焼き」や、
もともとは横丁で働く人たちの小腹を満たすために出すことにしたという、
「ちょいメシ」(ごはんに日替わりのおかずがついて100円!)など、
毎日来ても楽しめる豆やさん、です。


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豆や
 ・営業時間: 平日8:00~22:30、木曜 昼休 17:00~22:30、土日祝 11:00~17:00
 ・定休日: 無休(店頭のカレンダーをご覧ください)
 ・TEL: 022-711-6857



☆uzumibi 近江大輔さん、高森大輔さん☆

uzumibiさんは、壱弐参横丁に10月5日にオープンしたばかりの、オーガニックカフェ&バーです。
気軽に有機栽培の野菜やコーヒー、ワインなどをお楽しむことがでるお店です。
uzumibiは、読み方は「うずみび」、漢字で書くと「埋み火」。
それは「消したくない火種を灰でかぶせて火種を温存し、必要なとき再び火を燃え上がらせること」なんだそうです。
ひっそりとした佇まいに、じんわりとあたたかい雰囲気のあるお店です。
その雰囲気をお店のお二人からも感じながら、お話をうかがいました。

●マスキングプラントの制作過程の印象、淺井さんの印象、マスキングプラントがあることでどんな反応があったのか、マスキングプラントが残ったことについてなど、おうかがいしました。

「来てすぐ、マスキングテープを貼りはじめて、導かれるかのように、迷いなくペンをすべらせていたのが、印象的でした。

制作しているときはなるべく話しかけないようにしていたので、描き終わってから、淺井さんにお話をおうかがいしたら、
その現場にいって、現場から聞こえる声を聞いて作品づくりをしているというようなお話だったので、
たぶんここに来てから、どんな絵になるかというのは淺井さんのなかで、すぐ見えていたんじゃないかなという気がします。

-ブログでは、鳥を描くときに、「いらっしゃいませ」と「ありがとうございました」のどちらの感じがいいですかって、淺井さんが聞いたというエピソードがありましたが-

鳥の顔の向きのことだったんじゃないかと思います。
「いらっしゃいませ」だと入り口のほうを向いて、「ありがとうございました」だと階段のほうを向いていたんじゃないかと。
最初、鳥がとまっている場所も違うところだったんですよ。でも、すぐ修正して。
出来上がってみたら、この模様とか、なにか規則性があるようにも見えるし、全く規則性がないようにも見えるし、
すごく不思議な感じだけれども、店としてはアクセントになるし、とても助かっています。

短い期間で、消えてしまうのはもったいないとずっと思っていたので、残していただけてすごくうれしかったです。
イベント期間中は、写真を撮っていく方も多かったですし、興味を持ってくださる方もいらっしゃいました。
ここが5日にオープンして、それから一週間も経たないうちに描きにいらっしゃったので、
だからもう、この作品はお店の一部っていう感じですね。

淺井さんの印象は、見た目の印象で繊細な感じなのかなと思っていたら、
結構大胆に描かれていたので、思い切りのいい印象を受けました。
最初に考えていたよりも、絵がちょっと大きくなってしまいましたっておしゃってました。
淺井さんのことは存じ上げていなかったので、どんな作品になるのか想像もつかなかったのですが、
描いていただけて、本当に良かったなと思っています。」

●淺井さんへのメッセージ
「また仙台にいらっしゃる際には、このお店にも作品に会いに来てください。もうちょっと絵を追加していただいてもいいですよ(笑)」

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 お話をうかがっている最中に、ふと壁を見たら、「二階へどうぞ」の文字がマスキングテープの上に!
これは?とおたずねすると、「二階があることが、あまりにも気づかれなくて。壁に直に書くわけにいかないんで、あ、そういえばマスキングテープに書けばいいかなって思って、貼りつけたら、すごく便利だなって。浅井さんの作品だと思われたら困るんですけど。逆に気の毒っていうか(笑)」(写真をご覧ください!)
この展開は、浅井さんは喜びそうだなと思いました。
というわけで、素敵なお二階があります!
「いらっしゃいませ」の鳥もお出迎えしてくれます!


uzumibi

Uzumibi
 ・営業時間: 《ランチ》 月-金 11:30~14:00(L.O.13:30)
          《カフェ》 月-金 14:00~18:00、土・日・祝 13:00~18:00
          《ディナー》 月-日 18:00~23:30(L.O.22:30)(ドリンクL.O.23:00)
 ・定休日: 不定休
 ・TEL: 022-398-8317
◆いつもおいしそうなお料理の写真が載っています◆
ブログ: http://profile.ameba.jp/uzumibi/
◆ぐるなびはこちら◆
自己紹介: http://r.gnavi.co.jp/t325000/
モバイル: http://mobile.gnavi.co.jp/shop/t325000/?c2=448136315



☆魚富士 荒井裕治さん☆

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 創業約50年にもなる魚富士さん。
寿司屋さん、料理屋さん、居酒屋さん…、主にお店をされている方がお客様で、こちらの横丁界隈だけでなく、国分町のほうからも、仕入れにいらっしゃるそうです。
今回お話をうかがった荒井さんで、三代目だそうです。
小さい頃に、横丁の近くに住んでいらしたそうで、「小さい頃は、(サンモールの)アーケードはまだなくて車が通っていたし、通っていた二番町小学校も、うちらの時に新しくなったんですよ」と、ご自身の成長とともに、横丁界隈の変化も感じられていたようです。


●マスキングプラントの制作過程の印象、淺井さんの印象、マスキングプラントがあることでどんな反応があったのか、マスキングプラントが消えてしまったことについてなど、おうかがいしました。

「マスキングテープに描くことがすごいなと思いました。その発想がすごい。
マスキングテープって、もともと縁取りとかに使う道具なのに、それに描くってのはすごいなと思いましたよ。

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最初にマスキングテープを貼って、それに絵を描いていくじゃないですか。そのマスキングテープでできた形に、
自分が想像していたものと、全然違う感じの絵が描かれていったので、それにも驚きました。
それから、もともと材料みたいなものを用意していましたよね。
ところどころ、ペンで描くところと、その材料みたいなのをつないで形を作るところとがあって、それもおもしろいなと思いました。それを見ていたので、最後の日に来て、全部きれいにはがしているのを見て、納得しました。
また別の絵にするって聞いていたので、またその材料になるんだなって。

淺井さんはいい感じの人でしたね。制作中、話しかけるのは、なんとなく抵抗があったかな。
自分らが魚つくったりするときも、包丁を持っているときに、話しかけられたりするといい感じはしないんで。

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そうそう、(絵を描く場所をあけるために)カレンダーはがしますか?って聞いたら、
これはこのままでいいですって会話はありましたね。それにはちょっと驚きました。
カレンダーにちょっと(絵が)かかりながらも描いてくれたんで、そのへんはプロだなって思いました。
どこにでも描いちゃうっていうのはやっぱりすごい。

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お客様からはみんなに聞かれましたよ、あれなんですか?って(笑)なんで魚屋なのにって(笑)
自分の子供が一番喜んでいましたね。鳥だ、鳥!って。一番反応がすごかったのは六歳の幼稚園児。」

●淺井さんへのメッセージ
「また描きに来てください!」

 淺井さんがマスキングプラントを生やした、銀色のピカピカした業務用の冷蔵庫には、よーく眼を凝らしてみると、マスキングテープの跡が残っていました!通りがかったら、ぜひ、探してみてください。


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魚富士
 ・営業時間: 8:00~17:00
 ・定休日: 日曜日、祝祭日
 ・TEL: 022-223-3591
※地方発送もできるそうです!



☆倭 ASIAN SHOP 藤花(ふじか) 高橋藤さん☆


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 壱弐参横丁で6年目の藤花さん。
「藤花は“倭風”と“アジアンテイスト”をテーマにした洋服や雑貨のお店です。
着心地のいい洋服や小物たち…ひとつひとつに“こだわり”のあるものばかりを集めました。
毎日が楽しくなるような“自分だけのお気に入り”を見つけてもらいたい…」と、いただいたお店のカードには書かれています。
仕入れもカタログで取り寄せることはせずに、必ず自分の目で見て仕入れているそうです。
高橋さんは、「お客様にも実際に商品を手にとって見てほしいし、お店の人とお話しながら、その会話も楽しみながら、お買い物していただけたら」とおっしゃっていました。
店舗を構えて営業している意味、そのお店に「人」がいる意味がないからと。それは、その「場」の力というものを大事にしている淺井さんの想いと重なるように思いました。


●マスキングプラントの制作過程の印象、淺井さんの印象、マスキングプラントがあることでどんな反応があったのか、マスキングプラントが消えてしまったことについてなど、おうかがいしました。

「制作の方法がおもしろいと思いました。その場で描くのかなって思っていたら、
マスキングテープに模様が描かれた材料みたいなのを持ってきて、まずそれを貼るんだーって。
その場で、壁の大きさや長さを見て、自由自在ですよね、何通りにもできる。
イメージ力、構成力がすごいって思いました。

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淺井さんの印象は、細い!(笑)。それから、神棚を見て、興味をもたれていましたね。
お店のは、愛宕神社のなんですけど、愛宕神社の話もしました。実際に行ったのかな?

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出来上がってからは、イベント中は、マスキングプラントを探して写真に撮っていく人とかいましたね。
イベントを全く知らないお客様は、試着室の前に描いてあるので、これなに!?って驚かれたり。
周りのお店の方にも、お店の雰囲気に合っているね!って言われたり。
つるの長いとことか、葉が大きいとことか、植物の大きさや伸び方が、エスニックなお店の雰囲気に合ってたからかな。
事業団の方には、動物じゃなくて植物の絵にしてくださいって伝えていたんですけど、
それを聞いてなのか、お店の雰囲気を見てくれたのか、植物の絵になりましたね。
後から飛ばしに来た鳥も良かった。

消えてしまったのは、もったいない!と思いました。
はがさなくていいですよって言いましたもの。
でも、違う形に変えていくって聞いて。本当は残していってほしかったです。
絵がなくなって、違和感がありました。あれ?こんなに壁が白かったかなあって。」

●淺井さんへのメッセージ
「またぜひお店にいらしてください。今度は天井にもいかがですか?(笑)絵は素敵でした。ありがとうございました。仙台を気に入ってくれたらいいなあと思います。プライベートでも、仙台に足を運んでいただければと思います。」


 高橋さんは、お話を聞いている最中にも、来店したお客様にとても丁寧に接客されていました。
「背も高いし、怖く見られることもあるんだけど、でも全然大丈夫なのよ(笑)」とおっしゃってもいましたが、
今回のインタビューでも、とても気さくにお話ししてくださいました。
高橋さんの名刺には、
「藤の花は周りの木々に“蔓”を伸ばす事で、支えられながら自分を咲かせる場所を作り、広げてゆきます。
藤花は皆様に支えられながら皆様と一緒に新たな“蔓”が伸ばしていける場となり、
新しい自分を見つけ、咲かせ、繋がりを広げていける場で在りたいと思っています。」と書かれていました。
藤の花ではなかったけれど、淺井さんが描いた植物に、私はそれを感じました。

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倭ASIAN SHOP 藤花(ふじか)
 ・営業時間:平日11:00~20:00、祝日11:30~18:00
 ・定休日:毎週日曜日
 ・TEL&FAX: 022-266-1588



☆アップルハウス(仙台一番町店) 佐藤美保さん☆

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 壱弐参横丁で12年目のアップルハウスさん。天然素材、手染めのお洋服のお店です。
壱弐参横丁でお店を構えるきっかけは、アップルハウスの社長でいらっしゃる、たかはたけいこさん(本もたくさん執筆されていらっしゃいます)が、こちらの横丁を気に入ったからなのだそうです。
淺井さんも今回のイベントで、まず、壱弐参横丁で作品を制作したいというお話だったと、後から聞きました。
お話をうかがった佐藤さんは、もともと学生時代に、こちらの横丁をよく通りがかっていたそうで、
ここで仕事ができるのはうれしいとのこと。
「私も壱弐参横丁が好きだし、社長も好いてくださっているし。
おもしろいお店もいっぱいあるし、お店の方もみんな良い方だし、この横丁は残ってもらいたい。」と、
横丁への想いもお話してくださった、佐藤さん。
マスキングプラントについても、おうかがいしました。

●マスキングプラントの制作過程の印象、淺井さんの印象、マスキングプラントがあることでどんな反応があったのか、マスキングプラントが消えてしまったことについてなど、おうかがいしました。

「制作しているところは、楽しそうにされているなと思ったのと、
時おり、よし!とか、かけ声をかけているので、その度に見に行ったりしてました。
それはなんだったのか(笑)よし!とか、うす!とか、勢いよくじゃないですけど、なんかそういうのが聞こえたような。
そこで描き終わったのか、満足のよし!だったのかわからなかったですけど。
話しかけちゃいけないのかなあと思って、話しかけなかったんですけど、ちょっとうかがえばよかったですね。
もともと、私はお話しするのが好きなほうなんですけど、もっとその時に質問とかすればよかったなと思いました。

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(鳥の巣とか、お店に)あるものも使ってくださって、一つの世界を演出していただいてすごいなと思いました。
あそこのディスプレイは個人的に気に入っていたので、そのまま使っていただいてうれしかったです。
お店の中で一番好きなところだったので良かったなあって。

淺井さんの印象は、めっちゃ、細いなーと(笑)あそこ(ディスプレイのスペース)にすっぽりはいっているし(笑)
あとは、オーラが穏やかというか、アーティストのガツガツした感じではないというか、うまく言えないですけど。

お客様の反応としては、うちのお客様って結構ぽっとした方が多いので(笑)、
私が紹介しないとなかなか見つけてもらえなかったんですけど、
イベント期間中は巣箱のところとか、ここからでているよ!って、見ていってくださる方がいましたね。
お知らせできる方には「せんだいマチナカアート」というイベントがあって、
サンモールを見ながら、こちらのお店も見に来てくださいねってお伝えしていました。
ブログ(「マスキングプラント観察日記」)をお家に帰ってから見てみて、
(お店の)みなさんからは残してほしいという声があって、
でも消すからこそっていう文章があったんですけど、
私も「はがされて残念です」っていうことをお伝えするのを忘れちゃったなあと思って。
つくるときも、はがすときもぼーっと見ていたので。
お伝えできずに申し訳ないと思っていました。」

●淺井さんへのメッセージ
「がんばってください。」

 淺井さんの活動について興味を持ってくださった佐藤さんに、
淺井さんは全国各地で制作をしているとお話をすると、
「なかなかできない生き方ですよねえ。」と感心されていました。
「うらやましいです。」とも。
佐藤さんご自身も、ものづくりが好きで、周りのご友人もつくるのが好きな方が多いとのお話でした。
アップルハウスさんは、天然素材、手染めのお洋服のお店ということで、
おだやかな色の着心地の良さそうなお洋服が並んでいました。
かわいらしいディスプレイにも注目です。


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アップルハウス 仙台一番町店
 ・営業時間:11:00~19:00(日曜のみ18時まで)
 ・定休日:水曜日
 ・TEL&FAX: 022-268-3383
◆商品のご案内などはこちらで◆
ブログ: http://ameblo.jp/appleh/theme2-10020659460.html#main



☆李さんのキムチ 李根太さん☆

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 壱弐参横丁で11年目の李さんのキムチさん。
キムチ屋さんとしてずっと営業していましたが、1年半前に飲食店としてオープンしたとのことです。
キムチ屋さんも増えてきたこともあるし、お客さんから、韓国の食べ物も出すような飲めるお店にしてほしいとのリクエストもあったからなのだそうです。
現地集合、現地解散、「向こうで芋煮会するような感覚で」お客さんと韓国の屋台めぐりをしてきたという李さん。
「屋台っていいですよ。オープンだし、すぐ友達になれるし」
まるで屋台のような李さんのキムチさんのお店に、淺井さんが絵を描くことになったのは、
淺井さんが他のお店に絵を描いているのを見て、うちにも描いてよと、李さんからのリクエストがあったからとのこと。
その制作現場は、屋台にいるような、ほかほかした雰囲気があったのではないかと想像してしまいました。


●マスキングプラントの制作過程の印象、淺井さんの印象、マスキングプラントがあることでどんな反応があったのか、マスキングプラントが消えてしまったことについてなど、おうかがいしました。

「淺井さんを見たときは、芸術家だなーって思いました。ああいうのは、どんどんやればいいと思います。やっぱりうちらとは違いますね。すごく繊細で。次々発想が出ますよね。下書きなしで描きますもんね、すごいなあと思いましたよ。

独特の芸術家の顔ってありますよね。芸術家ってみんなこういう顔をしている、みたいなのを感じましたよ。

何着てもかっこいいし、真似したいなあと(笑)何してもかっこいいんですよね。
服もそんな高い服を着ているわけじゃないのに、かっこよく見えましたよ。
印象に残っているのは、顔と描いているときの雰囲気。

絵は、残しておけばよかったのにー!!
でも、消すまでが作品だって言っていましたね。残してもいいのにね。

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おもしろかったのは、友達が来て、うちの子供が落書きしたの?って(笑)
子供じゃないよー、ちゃんと芸術家が描いたんだよって言いましたよ(笑)
子供が描いたような天真爛漫さがありますよね。」

●淺井さんへのメッセージ
「今度、韓国に行くことがあったら、いろいろお手伝いしますよ!」

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 「仙台にも、屋台文化ができたらいいのにね。屋台をするところには人が集まるし。
壱弐参横丁もそういうので有名になればいいのに。
昔っぽい、人間臭さっていうのがあればいいんだけどね。」と李さん。
お話をうかがいながら、李さんにも、お店にも、ほかほかとした空気を感じました。


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李さんのキムチ
 ・営業時間:10:00~22:00
 ・定休日:無休
 ・TEL: 0066-9676-02069 (予約専用番号、通話料無料)、022-716-1736 (お問合せ専用番号)



☆第一ススキノ 大沼万由美さん☆

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 第一ススキノさんは、壱弐参横丁で、お店を構えられて40年。
大沼さんが嫁いだのは25年前だそうで、創業当時のことを、直接はご存知ないとのことでしたが、
その当時は壱弐参横丁は一番の繁華街だったそうで、
通りの間をたくさんの人がひしめきあって、向こう側のお店に渡るのも大変だったそうです。

こちらのお店は、サッポロ風の味噌ラーメンを広めたいということで、先代がはじめられたそうです。
のれんわけもしたし、こちらのお店も他の場所に移ろうかという話もあったそうです。
でも、同じ場所で長くお店をしていると、高校生の頃に食べに来ていたお客さんが、子供を連れて来てくれたりして、
ここをなくさなくてよかったと思えることがあったり、時間の流れや歴史を感じられることもあるそうです。

「ラーメンを食べて元気が出たよと言われると、うれしい。
食べ物と幸せな記憶はセットになっているから、幸せな業種だと思います。」とお話ししてくださった大沼さん。
私は、その職業が人のどんな感情と結びつくのかという視点に、はっとさせられました。
今回の淺井さんの制作も、関わったみなさんにどのような印象を残したのだろうと、思い返しました。
大沼さんにお話をおうかがいしました。


●マスキングプラントの制作過程の印象、淺井さんの印象、マスキングプラントがあることでどんな反応があったのか、マスキングプラントが消えてしまったことについてなど、おうかがいしました。

「自分の日常に、生活空間に絵を描いてもらったというのは、新鮮でおもしろい体験でした。
絵を飾れるような、こぎれいなお店ではないけど、空間をうまく使ってくれて、絵も店になじんでいましたね。
とてもいい絵でした。ユニークで。今までに見たことのないような個性的な絵で。

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淺井さんの印象は、おっとりとしていて、素敵な方ですね。絵にも人柄がにじみでていますね。
「絵で食べているんですか?」「今はなんとか。子供が生まれたので、がんばらないと。」なんて会話もありましたね。

作品は残してほしかったけど、また別の作品になるって聞きましたから。
2日間だけという、期間が短かったのが残念でしたね。」


〇お店のレジの近くには、せんだいマチナカアートのキャプションがありました!
スタッフが取り忘れていたようで、お店の外に残っていたものだそうです。
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●淺井さんへのメッセージ
「機会があれば、また一緒に何かやりたいですね。楽しいイベントでした。」

 大沼さんから、逆に絵を描いたりするの?と聞かれました。
今回のボランティアで、子供の頃に感じていたような、無心になって描くことや、つくる楽しみを味わえたことをお伝えすると、
野中神社の写真を見ながら、「児童館や保育園とか、子供の集う場所にもこういう作品があったらおもしろいかもしれないね。子供たちの遊びの質も問われてきているし。こうして話を聞くだけじゃなくて、あなたも何かやってみたら?」と。
さすが、壱弐参横丁は「チャレンジャーの場所」とおっしゃっていた大沼さん。
その場所で、見守ってこられた器を垣間見た気がしました。
第一ススキノさんおすすめの「胡麻醤麺」をいただきました。
ピリッとした辛さに、私も元気が出ました!


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第一ススキノ
 ・営業時間: 11:00~22:00
 ・土日祝11:00~16:00
 ・定休日: 不定休
 ・TEL:022-227-8066



☆鈴木京染店 鈴木良子さん☆


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 壱弐参横丁でお店を構えられて、50年くらいという鈴木京染店さん。
京呉服の販売、着物の染み抜きや洗い張りなど、着物に関することを全般的に行っているお店です。
鈴木京染店さんには、入って真正面の壁に、鳥の絵が残っています。
お話をうかがった鈴木さんご自身もインコを飼っているそうで、そんな鳥好きな鈴木さんのところに、
淺井さんの鳥も残りたいなと思ったのかもしれません!?


●マスキングプラントの制作過程の印象、淺井さんの印象、マスキングプラントがあることでどんな反応があったのか、マスキングプラントが残ったことについてなど、おうかがいしました。

「最初に、淺井さんが壱弐参横丁のお店に絵を描くっていうお話があった時は、はがせるって聞いたし、
店内にはあまり余白がないんだけど、舞妓さんのポスターだらけでね(笑)、たまたまここだけ空間があって、
真正面だし、いいかなあと思って、お引き受けしました。

制作は手際が良くて、あっという間にできたので、びっくりしました。
もっと時間がかかるのかなあと思っていたから。意外と早かったですね。
淺井さんの印象は、黙々とやっているところしか(笑)

後から市民の方の鳥も飛ばしに来ましたよね、あちこちに。
でも、やっぱりこの鳥(お店に残っている鳥)が一番印象的でしたね。
信じないですよ、みなさん、マスキングテープに描いてあるって。
壁に描いたと思っているんですよ。はがせるんだからって言うと驚くんですよ。すごくいい絵です。

イベントが、2日間だけだったからね。もうちょっと期間があると良かったんだけどね。
イベント期間中に、子供さんがたまたま通りがかって、鳥をじっと見ていましたよ。
お客様の反応は、口には出さないんだけど、えっ!ていう感じでね、今までと違うって。
入ってきて真正面だから、気がつきますね。お茶を飲んでいても真正面だし。

-絵が残ったことで、鈴木さんご自身はいかがですか-

いいです、すごく。時々、ちらっと眺めて(笑)
一日中店にいるとやっぱりね。窓を開けるときも、上に見えるし。

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しばらくは絵が残っているものだと思っていたから、はがすというのにはびっくりしました。
後から、数店舗には残ると聞いて。
イベントが終わっても、もう少し絵だけでも残していても良さそうだなとは思ったけど。
うちの絵も下のほうにもあったけど、それがなくなってしまったのは、もったいなかったと思います。」

●淺井さんへのメッセージ
「何年か経って、また仙台にいらしたら、忘れないで、この絵をもう一度見に来てください。ここを通りがかったらのぞいてみてください。ずっとそのままにしておきますから。」

 「着物はしょっちゅう買うものではないし、何十年ともつので、何十年後とか、30年ぶりに来てくれるお客様がいらっしゃることもあります」とのこと。こちらのお店に流れる時間は、なんだかゆったりとしているように感じました。
絵をずっとそのままにしておくと、おっしゃってくださった鈴木さん。
私は、30年後にまた、こちらのお店の淺井さんの鳥を見に来たらどんな気持ちになるのかなと、思いをめぐらせました。


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鈴木京染店
営業時間: 11:00~17:30
定休日: 日曜日・祝日
TEL: 022-221-1908
※鈴木京染店さんでは、古い着物があれば、染め直しについてのアドバイスなど、
いろいろとご相談に乗ってくださるそうです。



☆arondissement(アロンディスモン) 齋藤未穂さん☆


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 arondissementさんは今年の5月に壱弐参横丁にオープンしました。
「arondissement」とはフランス語で「区」という意味だそうです。
パリが大好きで、つい何度も行ってしまうという齋藤さん。
パリに滞在した時に、友人たちとの会話の中で、よく耳にしていた言葉だそうで、
日本に帰ってきてお店をするときにお店の名前はこれかな?と思ったそうです。
「パリは、「区」によって街の雰囲気が全然違うんですよ。スラム街だったり、パリジャン、パリジェンヌがいるきれいなところだったり。うちも品揃えがごちゃまぜなんですけど、パリが好きというところもあって、パリの街の雰囲気にちなんでつけました」
齋藤さんは、壱弐参横丁にずっと魅力を感じていたそうなのですが、
偶然が重なって、いつかと思っていたところが、石が転がるようにお話が決まって、こちらでお店を開くことになったそうです。


●マスキングプラントの制作過程の印象、淺井さんの印象、マスキングプラントがあることでどんな反応があったのか、マスキングプラントが消えてしまったことについてなど、おうかがいしました。

「同じ時間を共有できたというのがすごく印象に残ったというのと、単純に楽しかったです。
こういう機会を設けてもらって本当にすごく良かったなと思いました。

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当日は、どうなるんだろう?と思いましたけど、
絵ができたときは、友人たちも一緒にいたんですけど、すごく感動していました。
お店に来てから、マスキングテープを貼ってそれに絵を描いているのにびっくりしました。
急にこういう風にしたいって、テープをはがして、また絵を描いてくれたりして、それがすごくおもしろかった。
最初はお花の絵だったのに、なんかこんなの出てきちゃいました!みたいなことをおっしゃって(笑)、
お花からオオカミみたいないきものが、出ている絵になったんです。
そのオオカミがかわいくて、そこが一番のお気に入りでした。
なんとなく、そのオオカミは、浅井さんぽいなと思いました。

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淺井さんの印象はまず細っ!(笑)こんなに細くて大丈夫!?って(笑)
でも、絵を描きながら「本当に絵を描くのが好きなんですよね」ってお話している背中を見ながら、
絵が好きなんだなあ、描くことがすごく好きなんだなあと、その姿から伝わってきましたね。
自分には絵しかないですというような言葉が印象に残っています。
一本にちゃんと自分の道がわかっている人ってかっこいいなあと思いました。

ほんとはもっとたくさんの人に、絵を見てもらいたかったんですけど。
自分のブログでもお知らせしていたので、ブログを見て、あの絵はもうないの?と聞かれたりもしましたね。
イベント期間中は、地図やカメラを片手に、いろんな人が来てくれて、
「写真、撮ってって~!」なんていうやりとりもあったりして、おもしろかったですよ。
ちょうどお店の二階でもイベントをしていたので、お客様からも、結構反応がありましたね。

絵が消えてしまったのはさみしいけど、
見た人だけがあの時の時間を共有できていたというのが、それはそれで良かったと思います。
私はライブがすごく好きなんですけど、ライブも、その時間はもう自分たちだけしかいないって感じで、
みんなと一体になっているじゃない?
あの絵を見た人たちもきっとその時だけは一緒だったという気がします。
絵がなくなっても、きっとその絵を見た人たちの記憶に残っていると思うし。
消えてしまったさみしさと、見れて良かったな~というほっこり感が、両方残って良かったんじゃないかと思います。
私もほんとはちょっとは残してほしいのにーと思っていたんですけど。
でも、おまけがもらえたので。

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-これ(作家紹介のキャプション)、はがそうとしたけど、はがれなかったんですよね?-

そうなんですよ!私もすぐ取れるものだと思っていたんですけど。
それもラッキーだったなって。ギフトですよね。アーティストの方にこんな描いていただけるなんて。
実はもうひとつおまけがあったんですよ!(写真をご覧ください!)ひっそりと。

〇二階へ上がる階段の…
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〇天井には…
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〇小さな鳥っこがいました!
取り忘れ?いえいえ、きっとこれもギフトです!
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これを見るたびに、短い時間のマチナカアートだったけど、私も楽しかったので思い出します。
もしかしたら、参加したそれぞれのお店に、どこかしら残っていたりして。
なんか花の種みたい。そこからまたって。もし、そうだったら、楽しいですね。

絵が残っていたら楽しいのになと思いつつも、また違うアプローチをしていただきだいですね、淺井さんには。」

●淺井さんへのメッセージ
「ずっと活動を続けていってください。また仙台に帰ってきてください。」

淺井さんが、壱弐参横丁にマスキングプラントを生やしている頃、
野中神社では、テープ鳥の家が、ボランティアさんたちの手によってつくられていました。
それぞれのペースで、おやつを食べたり、お話したりと休憩も入れつつ、ゆるやかな雰囲気の中、
テープ鳥が生まれて、テープ森が育っていったのでした。
「ボランティアの方たちも、ゆるくて、気取っていない人たちばかりで、楽しかったです。
制作しに来たときも、こちらもリラックスしていられました。波長が合っていたのかな」と齋藤さん。
齋藤さんの目指しているお店の雰囲気と、淺井さんがつくりだす人の輪に共通するものを感じました。
今後、二階のスペースでイベントも頻繁に行いたいとのお話でした。楽しみにしています!


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arrondissement
 ・営業時間: 12:00~19:00
 ・定休日: 不定休
 ・TEL: 022-398-4779
◆パリ好きな齋藤さんの日常とお店のご案内はこちら◆
ブログ: http://arrt90.blogspot.com/





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